今回は、廃校になった小学校を舞台においしい燻製や田舎寿しづくりに挑戦です!

 毎年、春過ぎと秋口に開催するネッツトヨタ南国(以下ネッツ南国)の恒例行事、ビスタファミリーカーオリエンテーリング(以下カーオリ)をご紹介します。ネッツ南国では、様々なイベント活動を通じて強固なチームづくり、人財育成にチャレンジして参りました。
 とくにこのカーオリは、今回で44回目の開催となる超定番イベント。しかし、毎回の企画の始まりは、「やる?」「やらない?」からスタートします。誰かの命令や、過去からの成り行きで開催するイベントでは、私たちの目的を果たせません。そう、目的に徹底的にこだわるのがネッツ南国流なのです。いったい、「何のために」「誰のために」実行するのか、それが明確にならないのなら、思い切って「やめる」という選択肢も選ぶことができる。それを決めるのは、組織横断で編成されたプロジェクトチームメンバーと、自発参画のスタッフたち。多数決制をとらないネッツ南国では、一人でも「やめよう」と言えば、何時間でも何度でも話し合うことになります。この合意形成の話し合いの中で目的を共有することはもちろんのこと、互いをよく知り、尊敬し、重んじ合う関係性が高まるのです。
また、過去と同じ企画でイベントを開催しない、というのも大切な約束ごとのひとつ。どんなに成功したイベントだったとしても、それはそれで過去のこと。毎年プロジェクトメンバーも入れ替わりますので、自分たちのチカラでオリジナルの企画にした方が楽しいに決まっています。もちろん現地へ何度も下見に行ったり、社外の協力者を一から募ったりしますので、とても合理的とはいえない進め方です。しかし非合理的だからこそ、人間同士が協力し合い、助け合うほかない。忙しい日常業務を理由にして、「できない」「やらない」という選択肢を選ぶのではなく、どうすれば実現できるかを考える。周囲の助けのもと、忙しい合間を縫っては集まり、お客様の笑顔、仲間への感謝に想いを馳せながら「祭り」を創り上げる。そして得られる仲間との一体感、お客様からの「ありがとう」がスタッフ一人ひとりの心に光を灯し続け、日々のお客様活動にも活かされていくのです。
  • 参加者自身による薫製づくりプログラム

  • 美味しいと毎回好評なスタッフの手作り料理

  • 地元の方の力を借りて共につくりあげます

  • 体を思いっきり使えるのは屋外ならでは